【石目】0.448ct, 5.96㍉×4.11㍉×2.54㍉【分析値】CuO:3.1% MnO:3.2%【カット】モディファイドブリリアント【発送方法】ルースケースに入れ、エアークッションで梱包し、クロネコヤマト宅急便でお送りします※産地鑑別付GIA鑑別書に加え、宝石貴金属協会による蛍光X線分析数値付ソーティングを同梱します。最近では、これを「エイトリータ」と称して販売する業者もいるかもしれません。オールドネオン『藍色』のパライバトルマリンです。分析数値は銅マンガン共に3%超え。画像でおわかりの通り、とても複雑な色の「パライバらしからぬ」パライバです。普段はインディコライト調ですが、白熱光で艶やかな青に、更に暖色光ではネオングリーンへと、面白いようにカラーシフトします。このカラーシフトは俗に言う非加熱パライバによく見られる特性ですが、個人的にパライバの加熱はあまり重視する点ではないと思います。トルマリンは幾度かに分けて低温加熱することで色を引き出すため、色の起因となる加熱が自然由来か人為的かの判定が厳密には困難なのだとか。このルースも、加熱で内包物が破裂する危険性が高いため「ほぼ非加熱ではないか」とのことですが、それでも1〜2回は焼いている可能性はありです。もう少し加熱すればもっと鮮やかなプールカラーに近づいたかもしれませんし、今の加熱技術であれば可能かもしれません（オススメはしませんが）。今となっては得難い大きさやクラリティ、希少な色だけに、石目を維持するため宝石としては若干の瑕疵があります。・ウィンドウが開いてる・ガードルに1箇所小さいキャビティ（画像8参照）・ルース中央に大きめの輝く銅結晶らしき内包物いずれも加工時には大きな問題になりませんし、内包物に関してはほぼ目立たないだけでなく、光が当たると輝き、唯一無二の個性となっています。クラックもなく、含浸処理表記もありません。正直、今この値で4分アップのオールドネオンを手放すのは惜しいのですが、欲しい石があるため思い切って出品します。売れなくても困りませんし、品質に間違いはないため、お値下げ交渉や返品はお受けしません。そのかわり、ご質問や追加画像のご要望があれば、ご納得いただけるまで喜んで対応いたします。この石の価値がおわかりになる方とご縁があれば幸いです。